
誰に会いたいのか
誰を待っているのか
長い道のりの旅の道すがら
振り返り振り返り
知らない人に会う為に
一人で歩いていると感じている
広がる風景に馴染んでいる
遠くの過去が霞む
歩く度に目標を変えている
もっと高い山に、もっと広い大地に、もっと明るいひかりへ
軌跡は世界に残らない
幻の出来事の連続と真実の連続
有る日、突然世界は広がり、他の道が見え始める
そこに歩む人々が見える
二つ、三つ、幾百、幾千、幾万道は重なって広がり進む
人は歩んでいる
誰も彼も皆同じだ、そして皆違う、その道に
危うくもしっかりと歩んでいる
笑っている、泣いている
誰に会いたいのか
もう誰にでも会える、道は繋がっている
そこにほら、手を伸ばせばもう届く
ほら、もう届く


